佐々木 理奈

生徒の点数アップや合格はもちろん、
その先にある人間的成長にも関われる。

ena渋谷校長代理

佐々木 理奈

ena渋谷校長代理を務める。都立中適性検査指導の他、私立中指導でも存在感を発揮。
渋谷に新たに誕生した最難関国私立中塾「極」の担当者にも選抜されている。

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学究社の雰囲気

会社全体の気風としては、柔軟性の高さが挙げられます。世の中の変化に対して常に新しいシステムを取り入れようとするチャレンジ精神があり、映像授業の導入もその一つです。物事の変化はもちろん最初は大変ですが、それが当たり前となったときに大きな強みとなります。
さらに、社内には気さくで親身になってくれる先輩がたくさんいます。教師という職種もあるからか、前向きに励ましてくれ、自分が悩んでいるときに的確な言葉をもらえることが多いです。

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入社前のイメージとの
ギャップ

入社前に校舎の見学ができたり、先輩と話す機会が設けられていたりと、事前に勤務の流れや雰囲気を知ることができたため、イメージ通りでありギャップはほとんど感じませんでした。むしろ想像以上に若手や性差なく活躍できる様子を見て「こんなことも任せてもらえるんだ!」と驚きながらも刺激になりました。私は東京都出身ではないため、東京都独自の入試の仕組みや学校の特徴の知識がほぼない状態でしたが、研修や資料の読み込み、先輩からの教えを通じて理解することができるようになりました。あらかじめ自分の知らないことが明らかだったので心構えができましたし、知識を得るための情報は数多く準備されていますから、自分のやる気次第で埋めていくことができました。

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入社1年目当時の仕事内容

入社して配属が決まってすぐ、当時の上司である校長から「あなたを校長にするつもりで業務を教えるから」と言われて大変驚き、同時にやる気も湧いたことを覚えています。まだ何もできていない自分でしたが、やりたいと言ったことはどんなこともでも取り組ませてもらえました。授業はもちろん、保護者面談やご家庭へのご連絡など、生徒に関わることは大抵行いました。特訓授業や合宿の参加など、責任もありますがエイヤッと飛び込んでみることができます。「新卒だから」「順番だから」といったことはなく、自分のやる気次第で様々なことに挑戦させてもらえます。

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今の仕事のやりがい

校長代理として校長のサポートをしながら授業では主に文系科目を担当しています。特に作文・国語の授業では、言葉の使い方や生徒への発問の仕方などを練って、生徒が自発的に考えられる授業を目指しています。授業前は保護者面談や答案の採点など生徒に関わる業務を行っています。
また、合間には映像授業の撮影も実施し、どうしたら生徒にうまく伝わるのか、目線や間の取り方ひとつとっても常に試行錯誤して工夫しています。この仕事をしていて、生徒の変化を感じた瞬間にやりがいを感じます。今までできなかったことができるようになる、それを子どもたちが子どもたち自身の能動的な働きでできるようになったと気づいてもらえれば、彼らの成功体験となります。

REASON

この会社を選んだ理由

もともと塾業界に絞らず就職活動をしていました。漠然と、人の成長に携わる仕事がしたい、常に学び続けたいと思っていたため、作文指導や公立中高一貫校の受検指導という初めて聞くものに魅力を感じました。他社が行っていない分野に挑戦し続ける勢いのある会社だと思い、自分も安定より変化に重きを置いていたため共感もしました。
また校舎見学をした際に、若手の女性校長が生徒たちとやり取りをしながら生き生きと授業をしていたのを見て、男女問わず責任ある役職に就いていることから、実力の有無で判断してもらえるのだろうと考えました。さらにその校長先生から、校舎そのものを自分の裁量で運営していると聞いて、もちろんある程度の枠組みはあるものの、目の前の生徒たちのために自分の考えを反映した校舎運営ができる点に憧れを感じました。

PLEASANT

うれしかったエピソード

初めて会った時に斜に構えていたような男子中学生がいました。絶対に生徒を否定しないで励まし続けようと決めて指導にあたり、彼の頑張りが実って第一志望の高校に合格となりました。それから校舎に報告に来てくれたのですが、その際に彼がenaの後輩たちに勉強方法や自分の失敗談を交えてアドバイスをしてくれました。こちらからお願いしたわけではないのですが、自分が得たノウハウを後輩たちに伝えようとする姿勢に心を打たれたのを覚えています。どの生徒においても点数アップや合格は嬉しいものですが、その先にある人間的な成長が垣間見えると嬉しくなりますし、自分もよい影響を与えられる人間でありたいと思えます。

OBJECTIVE

今後の目標

今取り組んでいる新しい私立コースの運営を成功させたいです。塾業界が少子化の波にさらされることは不可避ですが、子どもたちの学びは決してなくなりません。競争に勝ち抜いていくために新しい施策をどんどん打ち出していきます。
また、性差なく働け活躍できる点が学究社のいいところだと思っています。お手本とまではいかないですが、こんな女性の働き方もあるんだな、と若手社員に見てもらえるような存在になれるように、常に自己研鑽をして自分を高めていきたいですね。これまで先輩たちに助けてもらった分、周囲に還元していきたいです。

MESSAGE

学生生活の経験で仕事に役立ったことは?

学生時代に塾講師としてアルバイトの経験はありましたが、多感な時期の子どもたちと接するにあたって、自分の能力不足からもどかしい思いをしたことの方が多かったです。
もっとうまく伝えたられたら、自分に知識があれば何か変わっていたかも、と悔しさがあったからこそ、今の原動力につながっていると感じています。
また、塾講師は人に言葉でもって伝える仕事になりますから、どんな経験でも他者に伝えるための手掛かりとなります。

就職活動に対するアドバイス

自分の人生を振り返ってみると、多くの人に支えられていると気づくはずです。自分は社会人としてどう周囲に関わっていきたいかをぜひ考えてみてください。
学生の皆さんは経験がないことで焦る瞬間があるかもしれません。しかし、「今できること」より「今後したいこと」を突き詰めてみてほしいです。型にはまった「就職活動」ではなく自分のための「仕事探し」として企業を選んでいってください。

INTERVIEW

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