校舎ごと特色が出ることが学究社の特徴だと思います。校舎を発展させるために「こんなことをやってみよう！」「こうしてみたい！」というような意見を聞いてくれて、認めてくれるような雰囲気はあります。もちろん、守るべきルールは守った上で、そして上司にも相談の上ではありますが、校長の思いが校舎運営に反映させられるため、校舎ごとに雰囲気も異なり、校舎のカラーが出るなと思います。
また、やはり生徒を指導したいという方は熱意のある方が多いので、どの校舎でも明るく元気のある教師が多いなという印象です。

入社前のイメージとギャップはあまりありませんでした。会社説明会で現場のリアルを教えていただき、実際に現場を体験させていただいたことが大きいと思います。
ただ、役職が上がれば、入社前には知らなかったこともありますので、ギャップというより、新たな発見が多くあるなと思います。例えば、元々は勤務している校舎しか知らなかったが、ブロック長となり、様々な校舎を見ることで、校舎ごとの違いがあることの発見や、職員の考え方の違いの発見など、様々なことを知ることができるようになりました。

入社1年目は授業を上手にできるようにすることが目標でした。そのため、一番大変だったことは「予習」です。前に立って話すことはとても難しく失敗の連続でした。失敗しないようにするためにも「予習」は徹底しました。先輩に模擬授業をしてもらうことも多かったです。指摘をたくさんいただき、そのいただいた指摘をもとにまた予習に励み、の繰り返しだったなと思います。また、1年目に意識していたことはとにかく質問をたくさん聞くことです。授業で理解させきれなかった生徒を呼んで、個別で教えていました。個別で教えていると、理解させきれなかったところが見えてきて、授業力向上にもつながりました。また、半年ほど経ってからになりますが、少しずつ保護者様と面談するようにもなりました。

生徒が成長する瞬間にやりがいを感じます。宿題もやらない、勉強しようともしないような生徒に、本気になって指導することが多々あります。私も生徒のために本気になって指導すると、生徒がそれに応えてくれて、どんどんがんばる方向に変わっていきます。そして生徒自身も宿題をやるようになり、勉強もするようになり、どんどん成長していくことを肌で感じることができます。生徒の成長を感じると、私自身も本気になって叱咤激励してよかったと思えるようになり、もっと生徒を鍛えていきたいと思えます。そのようなことを日々繰り返していき、生徒が無事志望校に合格したときに、生徒と一緒になって心から喜びを感じることができるのでやりがいを感じます。
また、私は5つの校舎を管轄するブロック長として日々仕事に取り組んでいます。仕事内容としては、各校が仕事がしやすく成果が出るような仕組みを考え、指示を出し、点検していくことがメインになります。各校の実態に合わせ、的確な指示を出すためにもコミュニケーションを取ることが一番大切だと考えています。各校から「成果が出ました！」と報告をもらえるときに喜びや達成感を感じます。